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もったいない(Mottainai)と心技体(Mind / Skill / Body)



5月22日と23日に東京で行われた国際環境会議「きれいな空と都市 東京フォーラム」。大都市に共通する環境問題について2日間にわたり活発な発表と意見交換が行われた。小池都知事が会議冒頭の挨拶で紹介した「心技体」(意識改革、技術革新、制度改革を併せて進めよ)の考え方は、「もったいない MOTTAINAI」とともに多くの共感を得て浸透。2日間を通じて各都市代表の発言の中に繰り返し登場することとなった。自都市の取り組みを「心技体」になぞらえて紹介する方もいれば、「この考えを帰ってから活動に役立てたい」と学びへの感謝を示す方も。2日間の会議終了後に行われた共同会見では、有意義な会議に参加できた喜びと、会議の成功に対する祝福、そして小池知事と都職員に対する感謝と称賛が相次いで語られた。

一方、とある自治体は、国内・近場での開催であったにも関わらず、2日間ともなぜかトップが出席せず(都知事より忙しい…?)、しかも他の日本人の出席者やモデレータがみな当たり前のように英語で発表や意見交換を行う中、一人だけ日本語でお話しになっていた(行かされた人が悪い訳ではないし、ご本人も実は気まずかったかもしれない。ただトップが話せないなら仕方ないが、代理なのだからせめて英語ができる人を行かせればいいのに。国際会議ですよ)。しかし気になった点といえばその程度。ホストシティ東京の心のこもったおもてなしにより各都市間の友情も深まったとのこと。「東京宣言」も支持・採択され、さすが日本の首都、と誇らしく思える大成功の会議であった。