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お正月ぐらいは「ライフ・ライフ・バランス」で…

第13回 都政改革本部会議(2017/12/26)より

◆入札改革の試行状況の中間報告を受けて

「数字を見ると、一社入札とか落札率99%以上の案件が減っている
それから、入札の参加者は逆に増えている、ということで、
いくつか着目していた効果が表れているかと思います。

こういった効果と同時に、逆に課題もあると思います。
それぞれ事業者など、現場の方々の声を
しっかり真摯に受け止める必要もあると思いますし、
たとえば積算が得意でない、数も少ない事業者なども現実にある訳で、
そういった方々の声や、じゃあどうすればいいのか等々、
いくつか検証と同時に、そういった課題の解決も必要だろうと思います。

それから、第三者機関の入札監視委員会に検証していただいている訳で
ありますけれども、これらの第三者的な検証、そして当事者の声、などなど、
早めにこういったことも分析を行っていきたいと思っています。

今も試行段階ではありますけれども、日々いろいろと動いておりますので、
より効果のある方法を模索したいと思っております。ご苦労様でした」

◆会議の終わりに

「皆さんご苦労様でございました。
年末のこの忙しい時期に「改革」ということで、2時間、
皆さんと時間と認識を共有させていただきました。

この年末にやったということはすなわち、
この3つの改革(「しごと改革」「見える化改革」「仕組み改革」)を
新年明けて即、取り掛かるということかと思います。

例えば、ペーパーレスは20%の削減を目指そう、という数値目標も出ました。
…私は"もっと数値を上げたら?"と言ったら、勘弁してくれ、っていう話でしたけれど(笑)、
でも20%をクリアできたらすごい話だと思います。

それから、ペーパーレスで会議やってますけど、書き込めない、とかですね、
いろいろ皆さんもなんとなくフラストレーション感じる所もあるかと思います。
これもイノベーションで解決できる部分もあると思いますけれども、
いろいろと都庁の中で試してみて、それが世界の標準モデルになるぐらいのことを
これからも目指していただきたいと思っています。

本当に、自律改革へのまとめ、大変な作業だったと思いますけれども、
ひとつひとつ前進をしていく、そのための礎だと思っております。
作業に対して敬意を表し、また、実践してこそ意味がありますので、
来年はその年に充てていきたいと、このように思っています。

お正月の間ぐらいは、
(ライフ・ワーク・バランスならぬ)ライフ・ライフ・バランスで
皆さんも英気を養っていただきたいと思います。ご苦労様でございました」
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